今回は、auの新しいスマホプラン「povo2.0」について紹介したいと思います。povo2.0は、基本料金が0円で、使いたいものを使いたい分だけトッピングできるという画期的なプランです。この記事では、povo2.0の特徴や料金プラン、トッピングの一覧などを詳しく解説します。また、povo2.0の最低維持費についても調べてみました。povo2.0は本当に格安SIMで一番安いのでしょうか？携帯のプロ目線で紹介します。ぜひ最後までお読みください。
povo2.0とは
povo2.0とは、2021年3月から始まった初代povo（povo1.0）をアップデートした、auの新格安プランです。povo1.0からpovo2.0になったことで、以下の点が変わりました。
基本料金が0円になった
eSIMに対応した
5Gに対応した
データ使い放題トッピングが追加された
トッピングの種類や価格が変更された
povo2.0は、au回線を利用しているので、速度もエリアも品質も安定しています。また、契約期間の縛りや事務手数料もありません。ただし、180日間以上有料トッピングの購入などがない場合、利用停止や契約解除となることがあります。また、同一名義で5回線以上契約する場合、6回線目以降は契約事務手数料がかかります。
povo2.0の料金プラン・トッピング一覧
povo2.0は、基本料金がかからず、使いたいものを使いたい分だけデータや通話をトッピング（追加）できるシステムです。自分のライフスタイルに合わせてトッピングを自由に選ぶことができます。
通信プラン
通信プランは、以下のようになっています。
| データ容量 | 有効期限 | 価格 |
|---|---|---|
| 0GB | - | 0円 |
| 1GB | 7日間 | 390円 |
| 3GB | 30日間 | 990円 |
| 20GB | 30日間 | 2,700円 |
| 60GB | 90日間 | 6,490円 |
| 150GB | 180日間 | 12,980円 |
データ容量が0GBの場合は、送受信速度が最大128kbpsに制限されます。
音声プラン
音声プランは、以下のようになっています。
| 通話時間 | 有効期限 | 価格 |
|---|---|---|
| 5分以内通話かけ放題 | 1ヶ月 | 550円 |
| 通話かけ放題 | 1ヶ月 | 1,650円 |
通話時間が0分の場合は、国内通話料が30秒あたり22円かかります。通話時間が無制限の場合は、国内通話料が無料になります。ただし、衛星電話や他社が料金設定している電話番号への通話は別途料金がかかります。
povo2.0の最低維持費はsmash.をトッピングで半年220円
povo2.0の最低維持費について調べてみました。povo2.0は、180日間以上有料トッピングの購入などがない場合、利用停止や契約解除となることがあります。そのため、最低でも半年に一度は有料トッピングを購入する必要があります。
そこで、最も安い有料トッピングは何かというと、smash.というサービスです。smash.とは、SHOWROOMの前田裕二さんが運営している短尺のバーティカルシアターアプリで、音楽・ドラマ・ドキュメンタリーなど様々な映像作品を配信しています。povo2.0では、smash.をトッピングすることで、smash.のプレミアム会員になれます。smash.のトッピングは、以下のようになっています。
| smash.使い放題パック（24時間） | 価格 |
|---|---|
| 24時間 | 220円 |
これを半年に一度だけ購入すれば、povo2.0の最低維持費は半年220円になります。これは格安SIMの中でも非常に安い金額です。もちろん、smash.のプレミアム会員になれば、smash.のオリジナル作品やライブ配信を楽しむこともできます。
povo2.0は格安SIMで一番安いのか
以上のように、povo2.0は基本料金が0円で、使いたいものを使いたい分だけトッピングできるという画期的なプランです。最低維持費も半年220円という驚異的な安さです。しかし、povo2.0は本当に格安SIMで一番安いのでしょうか？
答えは、「それは使う人次第」ということになります。povo2.0は、自分の使い方に合わせてトッピングを選べるというメリットがありますが、逆に言えば、使った分だけ料金がかかるというデメリットもあります。例えば、データ容量を20GB、音声通話を無制限にした場合、トッピング料金だけで4,350円かかります。
これは他の格安SIMよりも高くなってしまいます。
したがって、povo2.0は以下のような人におすすめです。
データや通話をあまり使わない人
au回線で十分にカバーできるエリアに住んでいる人
smash.などのトッピングサービスに興味がある人
逆に、以下のような人はpovo2.0よりも他の格安SIMを検討した方が良いでしょう。
データや通話をたくさん使う人
au回線ではカバーできないエリアに住んでいる人
トッピングサービスに興味がない人
povo2.0を最低維持費で持つことのメリット・デメリット
povo2.0は、基本料金が0円で自分の使いたいサービスをトッピングできるauのオンライン専用ブランドです。povo2.0を最低維持費で持つことのメリットとデメリットについて、以下に詳しく解説します。
メリット
基本料金が0円なので、必要な時だけトッピングを購入すれば、月々のスマホ代を安く抑えられます。
トッピングは自由に組み合わせられるので、自分の使い方に合わせてカスタマイズできます。
au回線を利用できるので、通信品質やエリアが安定しています。
テザリングやeSIMにも対応しており、機能面でも充実しています。
契約期間や契約事務手数料がなく、13歳から契約可能なので、手軽に始められます。
#ギガ活というサービスを利用すれば、普段の買い物でデータ容量をもらえます。
デメリット
180日ごとに一定の条件を満たさないと利用停止や契約解除になる可能性があります。
通話やSMSは別途料金がかかります。
サポートはオンラインのみで、店舗や電話では受けられません。
一部の端末ではAPN設定やピクト表示が必要です。
1～3GB以外のデータ容量では他社と比べて安くない場合があります。
メリットの口コミ
「基本料金0円でau回線が使えるのは魅力的です。Wi-Fi環境が整っているので、データトッピングはほとんど必要ありません。たまに外出する時に24時間データ使い放題トッピングをするくらいです」
「トッピングは自分で選べるし、解約も自由なのが良いです。他社では2年縛りや解約手数料があって面倒だったので、povo2.0は気楽に使えます」
「DAZNやsmash.のコンテンツトッピングがお得です。動画視聴時のデータも含まれているので、気兼ねなく楽しめます。スポーツやエンタメ好きには最高です」
デメリットの口コミ
「180日ごとに条件を満たさないと契約解除になるのは不安です。忘れてしまったり、条件を満たすために無駄なトッピングをしなければならない場合もあるかもしれません」
「通話やSMSは別料金なので注意が必要です。普段から電話をよくする人は、通話トッピングをした方がお得です。SMSも70文字までしか無料ではありません」
「サポートはオンラインのみなので、不便です。端末やSIMの故障や紛失の場合は、自分で対処しなければなりません。店舗や電話で相談できると安心です」
「データトッピングは1～3GB以外は他社と比べて高いです。毎月たくさんデータを使う人は、他の格安SIMの方がお得かもしれません。データ使い放題トッピングも通信速度が制限される場合があります」
以上が、povo2.0を最低維持費で持つことのメリット・デメリットと口コミになります。povo2.0は、自分の使い方に合わせてカスタマイズできるオンライン専用ブランドです。基本料金0円でau回線を利用できるのは魅力的ですが、利用停止や契約解除の条件や通話やSMSの料金などもしっかりと理解しておく必要があります。povo2.0に興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください。
povo2.0を最低維持費で持つために他に確認すること
povo2.0は、基本料金が0円で自分の使いたいサービスをトッピングできるauのオンライン専用ブランドです。povo2.0を最低維持費で持つために他に確認することについて、以下に詳しく解説します。
対象端末の確認
povo2.0は、SIMカードとeSIMの両方に対応していますが、すべての端末が利用できるわけではありません。対象端末は以下のように分類されます。
auで販売した端末
UQ mobileで販売した端末
SIMフリー端末
docomoで販売した端末
楽天モバイルで販売した端末
SoftBankで販売した端末
これらの中から、自分の持っている端末が対応しているかどうかを確認する必要があります。povo2.0の公式サイトでは、動作確認済みの端末一覧を見ることができます。また、iPhoneやiPadなどのeSIM対応端末は、iOS13以上であることが必要です。
対象端末でない場合は、povo2.0を利用することができません。また、au以外で販売された端末はSIMロック解除が必要な場合があります。その場合は、元のキャリアに連絡してSIMロック解除手続きを行う必要があります。
通信はあんしんなの？
povo2.0は、au回線を利用しています。そのため、通信品質やエリアはauと同じです。回線が混雑する昼や夕方でも通信速度が遅くなることはありません。
ただし、povo2.0ではデータ容量をトッピングしないと通信速度が128kbpsに制限されます。この速度では、サイトを開くのにも数十秒かかってしまいます3。また、トッピングしたデータ容量も有効期限があります。そのため、自分の使い方に合わせて適切なトッピングを購入することが重要です。
povo2.0では、24時間データ使い放題トッピングやコンテンツトッピングなど、データ消費量を気にせず通信できるサービスもあります。これらを利用すれば、通信はもっとあんしんになります。
以上が、povo2.0を最低維持費で持つために他に確認することになります。povo2.0は、自分の使い方に合わせてカスタマイズできるオンライン専用ブランドです。基本料金0円でau回線を利用できるのは魅力的ですが、対象端末や通信速度などもしっかりと理解しておく必要があります。povo2.0に興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください。
povo2.0と他社SIMを合わせて最低維持費でスマホを使いまくる裏技
povo2.0と他社SIMを合わせて最低維持費でスマホを使いまくる裏技
povo2.0は、基本料金が0円で自分の使いたいサービスをトッピングできるauのオンライン専用ブランドです。povo2.0と他社SIMを組み合わせることで、月々のスマホ代を安く抑えながら、通信品質や機能面も充実させることができます。
この記事では、povo2.0と組み合わせるのにオススメの他社SIMとその使い方について、以下のように詳しく解説します。
- povo2.0×楽天モバイル
- povo2.0と組み合わせるのにオススメの他社SIMは？
povo2.0×楽天モバイル
povo2.0と楽天モバイルを組み合わせることで、月額1,078円で3GBのデータ容量と通話料無料のプランを実現できます。povo2.0と楽天モバイルを併用するメリットは以下の通りです。
- 通話料が無料になる
- 楽天モバイルの通信品質やエリアがpovo2.0でカバーできる
- 楽天ポイントが貯まる
通話料が無料になる
楽天モバイルでは、楽天リンクというアプリを使って、国内どこでも通話料無料で電話ができます。楽天リンクは050番号を利用するため、データ通信量を消費しますが、楽天回線ではデータ通信量がカウントされません。
povo2.0では、通話トッピングを購入しないと通話料がかかります。そのため、povo2.0と楽天モバイルを組み合わせれば、通話料を気にせず電話ができます。
楽天モバイルの通信品質やエリアがpovo2.0でカバーできる
楽天モバイルは、自社回線とドコモ回線のパートナーエリアを利用しています。しかし、自社回線はまだ全国的に整備されておらず、パートナーエリアでは速度制限やデータ容量制限があります。
povo2.0は、au回線を利用しています。auは人口カバー率99.9%の広いエリアで高速な通信が可能です。また、5Gネットワークも利用できます。
そのため、povo2.0と楽天モバイルを組み合わせれば、楽天モバイルの通信品質やエリアの不安を解消できます。
楽天ポイントが貯まる
楽天モバイルでは、毎月の支払い額に応じて楽天ポイントが貯まります。また、楽天グループのサービスを利用すればさらにポイントが貯まります。
povo2.0では、ギガ活というサービスを利用すれば、au PAYで決済することでデータ容量をもらえます。au PAYは楽天ペイと連携しており、楽天ポイントも貯まります。
そのため、povo2.0と楽天モバイルを組み合わせれば、楽天ポイントがどんどん貯まります。
povo2.0と組み合わせるのにオススメの他社SIMは？
povo2.0と組み合わせるのにオススメの他社SIMは、以下のような特徴を持つものです。
- eSIMに対応している
- データ容量が多くて安い
- 通話料が安いか無料
- 通信品質やエリアが安定している
eSIMに対応しているSIMは、端末に差し込む必要がなく、オンラインで開通できるため、手軽に利用できます。また、eSIM対応端末であれば、SIMカードとeSIMを同時に使えるため、デュアルSIM運用が可能です。
データ容量が多くて安いSIMは、povo2.0の基本料金0円と合わせれば、月々のスマホ代を抑えられます。また、データ容量が多ければ、動画やゲームなどの重いコンテンツも快適に楽しめます。
通話料が安いか無料のSIMは、povo2.0の通話トッピングを購入しなくても電話ができます。また、通話料が無料の場合は、長電話も気兼ねなくできます。
通信品質やエリアが安定しているSIMは、povo2.0の回線が不安定な場合やエリア外の場合でも通信できます。また、高速な通信速度や5Gネットワークに対応している場合は、より快適なスマホライフが送れます。
以上の特徴を持つ他社SIMとしては、以下のようなものがあります。
- mineo：月額990円でギガ使い放題のプランがあります。また、マイそくというサービスを利用すれば、動画視聴時のデータ消費量を抑えられます。
- LINEMO：月額990円で3GBのプランがあります。また、半年間は月額料金が無料になります。さらに、5分以内の通話料が無料です。
- IIJmio：月額440円で2GB